高速脈動混合マイクロ流体デバイスによる均一粒子径金ナノ粒子の合成


高速脈動混合を利用することで均一なサイズの金ナノ粒子を合成する研究をしています.金ナノ粒子はサイズによって異なる特性を示すため,それぞれの応用目的に適したサイズの粒子を均一に合成する技術が必要とされています.そこで本研究では3方向脈動混合法という混合法を応用して高速混合が可能なマイクロ流体デバイスを構築し,混合速度をパラメータとして金ナノ粒子を合成します.これにより混合速度が金ナノ粒子合成に与える影響を考察すると共に目標とする粒子径・均一性の金ナノ粒子の最適合成条件の導出を目指しています.

uid000001_2011052110124850d75e80  uid000001_2011052110130450e05b79  uid000001_2011052110132489aa636a

【研究発表】

  • K. Sugano, H. Yoshimune, A. Nakata, Y. Hirai, T. Tsuchiya, and O. Tabata, ” High-speed Pulsed Mixing with High-frequency Switching of Pumping from Three Inlet Microchannels “, IEEE-NEMS 2011, Taiwan, Feb 2011.