DNAを用いた順序制御可能なマイクロチップアセンブリ


13   MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)にナノ・マイクロオーダーの機能部品をセルフアセンブルさせることで,その性能を飛躍的に向上させることができると期待されている.より高い機能を実現するためには,セルフアセンブル時の「位置」と「順序」の制御によって,より複雑な構造を作製できる技術の確立が求められてる.本研究ではssDNA(single strand Deoxyribo Nucleic Acid)分子同士の結合に関する「選択性」及び「温度特性」に注目している. ssDNAによりmmオーダーの微粒子や機能部品の表面を修飾することで,セルフアセンブルの位置と順序を制御する技術の実現を目指している.