マイクロ流体デバイスを用いたDNAナノ構造体の精製


DNAナノ工学分野において,DNAナノ構造体の作成後,設計通りに作製できたDNAナノ構造体のみを分離・収集するプロセスを精製といいます.従来の精製はゲル電気泳動という伝統的な手法を利用していますが,この手法は12時間以上を必要とする手法であり,本研究の目標はOgston Sievingを基にするマイクロ流体分野の手法を応用することで,数分以内にDNAナノ構造を精製可能な分離デバイスを実現することです.

応用先

  •  DNAオリガミの高速,高効率精製の自動化
  •  DNAオリガミの流動特性の研究

Park_ja