TermOfUse

機械系クリーンルーム利用規定

本文書は、京都大学桂キャンパスC3棟地下1階に設置された

  • 機械系クリーンルーム(cB1N03)
    イエロールーム,クリーンルーム,化学処理室

の利用規定を定めたものです.
利用者は、本利用規定を遵守の上、事故のないよう常に細心の注意を払って利用してください。また,工学部・工学研究科発行の「安全の手引き」に記載された注意を遵守してください.

1.利用申請

利用希望者は、事前に利用申請書を提出してください.利用には、指導教員による承認が必要です。

  • 各自,特に学生は学生教育研究災害傷害保険への加入が必須です.環境安全衛生教育の受講も必須とします.
  • 申請受付後,利用者講習会(月1回程度開催予定)を受けてください.
  • 講習会受講後クリーンルーム管理室入口ドアのカードキーへの登録が行われ,各自の職員証,学生証で入室が可能になります.
  • 利用者向けメーリングリストに申請時のアドレスが登録されます。メールを用いて重要な通知がなされますので、必ず、目を通してください。
    MLアドレス:(mechcr-users@nms.me.kyoto-u.ac.jp
  • 利用許可は年度単位です.随時受け付けますが,講習会の開催頻度を踏まえて事前に申し込んでください.

2.利用時間

平日8:00~18:00
  • それ以外の夜間および休日の利用は原則として認めません。
  • 実験は必ず、2人以上で行ってください。
  • 時間外の利用が必要な場合は指導教員,管理者に事前に必ず相談した上で行ってください。

3. 服装

  • 管理室:土足厳禁
  • イエロールーム,クリーンルーム:クリーンウエア
  • 化学処理室:特に指定しない,実験靴使用.クリーンウエアでの入室を妨げない.

クリーンウェア

  • 帽子、靴、マスク、手袋を正しく着用してください。
  • ネームバッジを胸につけること.
  • 定期的に(よく入る人は週に1回)ランドリーボックスに洗濯に出す. ただし、薬品等で汚れたものや著しく汚いものは洗濯には出さずに、必要であれば適切な処理の後に廃棄してください。
  • 常時利用者は個人でウエアを管理してください.置き場所は研究室/管理者の指示に従うこと.
  • 臨時利用者は備え付けのクリーンウエアを着用し、利用後はランドリーボックスに入れてください。数日間の利用では名札を付けたままロッカーに保管しても構いません.管理者が無断でクリーニングに出すこともあります.

4. 入室時の注意

  • 貴重品の扱いには十分注意すること。
  • 上着はパイプハンガーにかけてください.
  • 装置の利用状況をホワイトボードに示してください(特に実験中に退室する場合,時間外利用の表示を忘れないこと).
  • ホワイトボードの記載事項に注意すること.

クリーンエリアへの入室

  • 入退室記録の記入を忘れないこと
  • エアシャワーには基本的にものを持って入らない.持込品はパスボックスを利用する.

5. 退室時の注意

  • 入退室記録の記入.ホワイトボードの表示を行う.
  • 照明と空調(ドラフト)の消し忘れに気を付けること

6. クリーンルーム内での注意

  • 持ち込み可能なもの 実験用具その他すべてにおいて,チリ,ホコリが出るものは一切持込みを禁止します.
  • 筆記用具はボールペン,サインペン,クリーンノート,無塵紙
    ×鉛筆,消しゴム
    〇ベンコットなど,繊維が出ない処理がなされている消耗品
    ×キムワイプ,木製品,段ボール,紙は不可
  • マニュアルも無塵紙にコピーする. 難しい場合はクリアポケットなどに入れて持ち込む.
  • 用具もホコリなどをきれいにふき取ってから持ち込むこと
  • 人間が最大のホコリの発生源です.

7. 装置予約

クリーンルーム内の装置の利用予約は下記サイトで行います.
http://www.nms.me.kyoto-u.ac.jp/mechCR/
アカウントは自分で作成可能です.

8. 消耗品について

  • 原則,各利用者が所属研究室から持ち込んで使ってください.このため,消耗品等には記名(研究室名)をお願いします.無記名のものは共用と判断します.

9. 薬品利用と廃液処理

  • 薬品は各所属のKUCRSで管理して下さい.KUCRSのラベルに加えて,記名を必ずしてください.記名のない薬品は処分の対象とします.
  • 廃液は7種類に分類して,一括で処理します.廃液を排出する場合は必ず記録簿に記載してください.分類に含まれない薬品については管理者あるいは指導教員に相談してください.
  • 実験終了時に薬品をクリーンルームに残さないこと.特に年度末には処分あるいは引き継ぎを明確にすること.

10. 装置,大型計測器等の持込みについて

エアシャワー以外の扉を開放する必要がある場合は,必ず事前に管理者に相談し,日程を決め,利用者に日程を連絡すること.日程の変更が必要な場合もあるのでできるだけ早く連絡してください.
ホコリが出ないような処置(搬入室での除塵作業,養生等)に注意し.扉を開放する時間をなるべく短くするように努めてください.搬入後の確認,掃除もお願いします.

11. パソコンの持込み・ネットワーク

  • パソコンの持込み時にはホコリに注意してください.
  • ネットワークは原則無線LAN(Eduroam, MIYAKOネット)を利用してください.

12. 清掃

  • 月単位で掃除・ゴミ捨て当番を指定します.協力して下さい.
  • ホコリは案外たまります.床だけでなく,机,装置上部(ただしやたらと触らない)なども拭き掃除をしてください.
  • 年末には大掃除をします.

13. メンテナンス

  • 電力,空調,ドラフト,ガス,冷却水等のメンテナンスが行われますので日程に注意してください.

14. 非常時,緊急時

  • 緊急時の連絡先を,各部屋および各装置に表示しているので,必要に応じて連絡を取ってください.連絡方法は各研究室の方法に準じます.
  • 異常を感じたら,まず自分自身の安全を確保してください.自分一人で収拾しようと思わないこと.
  • 廊下に空気呼吸器,化学防護服が用意されています.場所を確認しておいてください.
  • 異常,事故等の報告は必ずすること

15. 監視カメラについて

クリーンルームには計8台の監視カメラが設置されていて,24時間監視,録画しています.ご理解ください.  

16. 運営委員会

クリーンルームの管理は機械系共通スペースWGのもとに設置されたクリーンルーム運営委員会で行っています.全体の利用状況の把握に努め、適切なCRの使用がなされるように、利用者に適宜必要な注意喚起ならびに助言を行いますので,利用上の問題や気付いた点、改善すべき点がある場合は、お気軽に意見をお寄せください。
アドレス:mechcr-admin@nms.me.kyoto-u.ac.jp

以上