金ナノ粒子及び金ナノロッドパターニング技術


50金ナノ粒子や金ナノロッドは局在表面プラズモン共鳴(LSPR)などの特殊な性質を示す.本研究ではLSPRによる高機能デバイスの実用化を目指している.この目的を実現するためには,(i) 形成自由度が高く,(ii) 高精度な位置決めが可能であり,(iii) コスト・生産性に優れる配列技術が必要である.これらの要求を満たす配列技術として,アセンブルと2段階の転写による配列技術を提案し,研究・開発している.現在は,さまざまな形状・大きさでも配列可能なプロセス構築や,高収率の実現など,実用化に向け取り組んでいる.

【研究発表】

Takahasi Ozaki, Koji Sugano, “Versatile Method of Submicroparticle Pattern Formation Using Self-Assembly and Two-Step Transfer”, Journal of Microelectromechanical Systems, 16 (2007), pp.746-752