粒子転写法によるナノ粒子パターニング


16   ナノメートルスケールの粒子は量子効果や局在表面プラズモンの発現,高い反応性などの特殊な性質を示す.本研究ではこれらの特性をデバイスや機能材料へと応用することを目指し,サブミクロン・ナノ粒子から成るナノ構造作製技術(粒子アセンブル技術)を研究・開発している.この目的を実現するためには,粒子を自由な形に,正確に並べられる,低コストな粒子配列技術が求められている.この要求を満足すると考えられる新奇な粒子パターン作製手法として現在,「Self-Assembly」と「粒子パターンの転写」を組み合わせた方法を提案している.


【主な研究発表】

  • 尾崎 貴志, 菅野 公二, 土屋 智由, 田畑 修, “セルフアセンブルと2段階転写を用いたサブミクロン粒子パターニング”, 第23回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム