[Press Release] 抗がん剤の副作用を生体外で再現するデバイス 「ボディ・オン・チップ」の開発に成功


京都大学 高等研究院 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)の亀井謙一郎(かめい・けんいちろう)特定拠点准教授と工学研究科マイクロエンジニアリング専攻の田畑修(たばた・おさむ)教授、平井義和(ひらい・よしかず)助教らの研究グループは、微細加工技術を駆使した生体外ヒトモデル「ボディ・オン・チップ」の開発に成功しました。この大きさわずか数センチメートルのチップは、患者や健常者などに頼ることなく薬の効能・効果や毒性を評価できるデバイス技術であり、現在、前臨床試験で行われている動物実験の問題点を克服できる新しい試験法となることが期待されます。

本成果は日本時間2017年7月25日未明に科学誌「RSC Advances(アール・エス・シー・アドバンス)」オンライン版で公開されました。

プレスリリースの詳細は本学HP【LINK】に掲載されています。

●書誌情報

【DOI】https://doi.org/10.1039/C7RA07716E

Ken-ichiro Kamei, Yoshiki Kato, Yoshikazu Hirai, Shinji Ito, Junko Satoh, Atsuko Oka, Toshiyuki Tsuchiya, Yong Chen, Osamu Tabata, “Integrated Heart/Cancer on a chip to reproduce the side effects of anti-cancer drugs in vitro“, RSC Advances, Vol. 7, 2017, pp.36777-36786.